teacher_main_guitar_松井洋

中学時代よりギターを弾き始め、高校時代を通してロックミュージックに親しんでいたが、大学時代にジャズに興味を持ち、いわゆるジャズ研で演奏し始める。その後、小田切一己クインテットに参加、プロ入りし、PIT INN、アケタの店、その他都内のライブハウスで活動を始める。寺下誠カルテット、植松孝雄クインテット、大友義雄クインテット、その他多数のバンドを経て、現在は自己のグループを率いて都内のライブハウスなどで活躍中。

ジャズの中にある即興性とそれによる対話性を根底においた上で、ジャンルやスタイルにこだわることなることなく、自由な自分たちの音楽を作っていくことが僕の理想であり、夢であります。
そしてその夢を、当校の生徒と分かち合えることこそが、僕の喜びです。

参加アルバム

  • 宮坂高史クインテット「ソウルトマト」
  • 丸山繁雄「YOUNG FATHER’S SONG」
  • 沢井原兒とベーコンエッグ「スキップ・ジャック」

指導のポイント

・ビギナー

ギターを初めて持ったという人から対象に、簡単な曲のメロディとコードを弾けるようになるまでを指導します。同時にいろいろなリズムの基本的なパターン(2ビート、4ビート、8ビート、ボサノバ、その他)を覚えます。

・ミドル

あくまでビギナーコースでやったことの延長上にありますが、それプラス、アドリブプレイのための準備段階が入ってきます。僕が思うに、ビバップなどに聴かれるジャズのアドリブを学ぶのは、われわれ日本人が英語など外国語の会話を学ぶのにいろいろな意味で非常に似ていると思います。その意味で言うと、ここでは単語と簡単な文法を覚えることから始め、それを使って簡単な文章を作ってみる、といったところでしょう。
また、ジャズに限らず、すべての音楽を学ぶのに不可欠なトレーニングであるレコードコピーのコツを学ぶのも、ここでの重要な課題です。

・アドバンス

ここでは、今まで学んできたことを、いろいろな曲の中でいち早く応用できるようになるために、数多くの曲を実際に演奏していきます。その中で、実践に必要なさまざまなこと(アドリブはもちろん、カウントの出し方に始まり、イントロの出し方、フィルイン、エンディングの決め方など)を学んでいきます。
なお、このレベルに達した生徒には、副科のアンサンブルコース(選択自由。講師は松井 洋、大山日出男、飯田敏彦)に参加することをお勧めします。