伊勢 秀一郎
SHUICHIRO ISE
1955年10月18日、宮城県石巻市出身。中学2年の時に、ニッポン放送のラジオ番組『ナベサダとジャズ』を聴き ジャズの虜に。小学校6年から高校3年まで剣道少年。1975年上京、マイルス・デイビス(tp)に憧れて、独学でトランペットを始める。1978年頃よりプロ活動を開始。
1987年高橋達也＆東京ユニオンに入団し、『PLAYS MILES & GIL』等のレコーディングに参加する。その後、高橋達也クインテット、バイソン片山バンド、オルケスタ・デ・ラルス、松岡直也バンド、角田健一ビッグバンド、内堀勝ビッグバンド等を経て、現在は宮間利之＆ニューハード、松尾明テイクテン、増根哲也R.A.P、野口久和オーケストラ、及び自己のトリオで活動中。
ハンク．ジョーンズ(p)、サリナ・ジョーンズ(vo)、デビッド・サンボーン(as)、デビッド・マシューズ(p,arr)、ジミー・スコット(vo)等のミュージシャンと共演。1999年7月に北京公演、2000年6月にJVCジャズフェスティバル・イン・ニューヨークに出演。
参加CD
- 『PLAYS MILES & GIL』 高橋達也＆東京ユニオン
- 『TO THE SEA』 BISON BAND & HANK JONES
- 『BEAT GENERATION』 宮間利之ニューハード
- 『SALSA NO TIENE FRONTERE』 ORQUESTA DE LA LUZ
- 『SHUFFLING SHUFFLE』 角田健一ビッグバンド
- 『SAVANNA』 角田健一ビッグバンド
- 『ビーナスを探せ』 松岡直也
- 『COELACANTH DREAM』 松岡直也
- 『HOW ABOUT YOU?』 PAMELA MACCARTHEY
- 『DIE VERWANDLUNG』 R.A.P.
- 『HOW ABOUT A DRINK』野口久和
- 『ON A MISTY NIGHT』TAKE TEN
- 『SERENADE FOR YOUR EYES』伊勢秀一郎トリオ
指導のポイント
・初級
初めてトランペットを手にする方、以前やっていたけれども何年かのブランクがある方等が対象です。トランペット奏法の一番の基本、音が出る仕組みから学びます。音が揺れないで、真っ直ぐ、ふくよかな音を作れる事が目標です。簡単なキー（調）のスケール（音階）、アルペジオ（分散和音）等の勉強もします。
・中級
ある程度音が出せるようになったら、全部のキーでのスケール（長調、短調）、タンギング、金管楽器特有のリップスラー（息と唇の力だけで次の音に滑らかに移動する事）等のテクニックや、ジャズ理論の基本的な事柄（コード、長調・短調以外の各種スケール）、ジャズの楽曲（ブルース、スタンダードナンバー）を学びます。
・上級
デキシーランドジャズ、スィングジャズ、モダンジャズと、ジャズの歴史、先人達のスタイルを学びながら、より実践的なトレーニングが中心になります。
楽曲（ブルース、スタンダードナンバーを中心に）を題材に、メロティーの吹き方、歌い方、リズム、そしてさらにメロディーを基にして自分自身のアドリブソロを吹く、その方法を学びます。